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04/d47 MUSEUM

インターン日記 ⑥ 

d47 MUSEUMでは、展覧会ごとにインターンを受け入れています。
そんな学生インターンの日々の様子をアップしています。今回はその第6回目。

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d47 MUSEUMインターン4期生の松田です。
いよいよ「47 麺 MARKET」が8月6日から始まります。

今回は、展覧会に向けてこれまで取り組んできた、業務内容を振り返ります。
思いが入りすぎて、ちょっと長めの「インターン日記」です!


まずは「公式書籍」の制作アシスタント。d47 MUSEUMでは展覧会ごとに「公式書籍」として、展覧会の内容を凝縮した書籍を制作しています。

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これま制作された公式書籍

今回は出展品の紹介に加え、出展者の方とd47 MUSEUMのディレクター・ナガオカケンメイとの対談が掲載されます。対談当日は、私はお話しを聞きながら撮影を担当。

まずお一人目は、三重を拠点に活動されるデザイナーの丸川竜也さん。「伊勢うどん」のパッケージをデザインし、自ら在庫を持ち、卸しや販売まで行っているそう。

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お話しの中で印象的だったのは、パッケージのデザインをする際に、「伊勢うどん」の文字を位置を1mm単位で調整しながらレイアウトを行い、何種類もの袋に印刷をし、実際に麺を入れて仕上がりを確認するなど、徹底的にこだわるというお話。学校でデザインを学んでいる僕にとって、非常に参考になるお話しでした。

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実際に丸川さんがデザインされた「伊勢うどん」

もうお一人は、徳島で極太の手延べ素麺をつくる「北室白扇」の3代目・北室淳子さん。 常識や慣習に囚われない行動力で、半田手延べめんの普及に取り組み、地域の活性化を目指すアグレッシブな方。

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素麺発祥と言われる川の近くに、今は使わなくなった灯篭があり、そこに火を灯すイベントを個人の力で実現。組合の中でのしがらみがあったりと、他の人が取り組まないことに、積極的にチャレンジするお話には感動しました。普通なら心が折れてしまうような状態ばかり。私が同じ状況になったらすぐに心が折れてしまうだろうな・・・。その前に突き進むパワーに圧倒されました。

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お二人ともとても情熱的で、ご自信の仕事に誇りを持っていることをすごく感じました。そして何より話がとても面白くて、思わず写真をとるのを忘れてしまうことも。


丸川さんの「細部にこだわる姿勢」、北室さんの「逆境に負けない精神力」、そして自身の仕事への「情熱」。どれも今の自分には足りていないもので、どうしたらお二人のようになれるのかを考える機会になりました。本が完成したら、対談ページを是非読んでください!


ここからは、私の日頃の様子を。

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こちらは麺のサンプル。麺のサイズを測り、保管する。なんとも地味な作業ですが、「あの商品の麺って、どんなカタチだっけ?」という、先輩スタッフからの無理難題な質問にも、これがあれば答えられます。他の部署のスタッフからは「シュール」との一言が・・・。


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今回の出展品の中で最大の麺巾を誇る、群馬の「鬼ひも川」は28mm…太い。


麺企画の準備の他に、現在開催中の「京都展」の受付業務を担当する日もあります。普段事務作業を行っている私にとっては、直接d47 MUSEUMにいらっしゃるの方とお話しできる貴重な時間です。

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「d design travel」のバックナンバーを読んでる方に声をかけ、コンセプトなどを説明したり、展覧会も少し案内します。来場者の方とお話しをした時に、どんな風に反応してもらえるか・・・。それを実際に体験できることがこれほど楽しいとは! 帰りに「d design travel」を購入していただいた時は、「よい旅を!」と願わずにはいられません。


家に帰ってもインターン生としてやれることはあります!
麺企画ということで、来場者の方に麺の特長がお話しできるように、いろいろな麺を食べています!

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三重県「伊勢うどん」付属のタレとの相性が抜群。最後に残ったタレにはご飯を!なんともお腹いっぱいな男メシ?!

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徳島「半田手延べめん」真ん中のすだちは北室さんご本人からのお土産。極太の麺がうまい。

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新潟県「魚沼手繰りそば」喉越しツルツル。まずはつゆなしで?! 麺の旨味を味わって欲しい一品。

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山形「三百坊」の蕎麦 口に入れた時の蕎麦の風味が絶品。私の推しメン!

食べる時は、蕎麦の日、うどんの日、素麺の日!と決めて、同じジャンルの麺を、数種類食べ比べています。そうすると違いがよく分かる!風味やコシ、味が産地によって異なります。家族には不審がられることも・・・。
 


最後に・・・ こちらは業務とは無関係ですが、山形の「お米のかりんとう」と、最近愛用し始めた、北海道の「高橋工芸」の「 KAMI GLASS」です!

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d47の店舗で買い物をするのも楽しみの一つ。お米のかりんとうは甘さ控えめで、あっという間に食べてしまいます!「KAMI GLASS」は、「こんなに薄く木を加工できるなんて!」と、一目惚れして買ったもの。業務中にデスクで使っています。これで喉にも仕事にも潤いを!


長くなりましたが、「47 麺 MARKET」の会期も8月6日と近づいてきました!

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続々と各県から出展商品が集まって来ています!

この様に、準備に勤しんできた2ヶ月。楽しいことも、全然うまくいかないことも、日々たくさんありますが(このブログも何度書き直したことか・・・)、学ぶことも多く、充実した時間。多くの方にお越しいただき、日本の麺を楽しんで、味わっていただければ嬉しいなと思います。

それでは8月6日から会場にてお待ちしております!

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d47 MUSEUM インターン 松田竜太