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04/d47 MUSEUM

インターン日記⑨

d47 MUSEUMでは、展覧会ごとにインターンを受け入れています。
そんな学生インターンの日々の様子をアップしています。
今回はその第9回目。

10月も半ばにさしかかり、随分と寒くなってきましたね。6月か
らインターン生として「47 麺 MARKET」の企画に参加して早5ヶ月。研修の日々はあっという間に過ぎて、気がつけばあと5日程になりました。


そんなインターン生活を通して感じた「日本の食文化の多様性」について、自分なりに総括してみようと思います。

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栃木「かんぴょううどん」、群馬「鬼ひもかわ」、埼玉「武州うどん」。
「うどん」ひとつでも、隣り合う 県なのに、こんなにも異なるなんて!

 

 

 

展覧会の準備や、来場者の方々とのお話を通じて、麺の種類の豊富さ、その形状や食感、成り立ちや食べ方などが様々であることを実感してきました。例えば冒頭のどん3種類。

栃木の「かんぴょううどん」(小山商工会議所)=かんぴょうを混
ぜ込んだ喉越しがよい麺

群馬の「鬼ひもかわ」(花山うどん)=茹でると幅5cmにもなる幅広の麺
埼玉の「武州うどん」(臼田製麺工業)=古くから旅人に親しまれ
、細麺でどんな食べかたにも合う麺

歴史や風土が違えば、
隣り合った県にもかかわらずこんなにも違うのか!と、麺を通して日本食文化の多様性を感じました。

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他にも滋賀の「焼き鯖そうめん」。親から子へ晴れの日に鯖を送る文化から生まれた独自の食文化。

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香川の「小豆島生素麺」と愛媛の「五色そうめん」。
瀬戸内海周辺では、素麺の生産が盛んですが、
手延べの極太の素麺や、カラフルな素麺とバラエティ豊か。

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長崎の「皿うどん」、熊本の「太平燕(タイピーエン)」。九州の麺は大陸文化の影響が色濃く感じられます。

今回のインターンを通じて、日本の「麺」と「食文化」を学びましたが、そのことをきっかけに、日本各地へ訪れたいと思うようになりました。「麺」を通じて学んだ多様な「食文化」を、現地に訪れることで、より深く知ってみたいと思うようになりました。

「麺」だけでなく、各地の工芸品や祭り、町のスーパー、
建築物など、様々な視点を持てば、今まで知らなかった日本を感じれるのではないかと思います。今回の展覧会が「日本を知るためのきっかけ」だったのかなと思います。
 
今後、少しづつではありますが、日本の様々なところに足を伸ばしていきたいと思っています。
(時間がかかりそうですが、、、、)

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会期も終盤にさしかかり、連日多くの方に起こしいただいております。
皆さん日本の「麺」の豊富さに、驚きつつ楽しんでいるようでした。

さて、そんな気づきや、日本の麺の魅力を感じてきた「47麺 MARKET」も10月25日(日)で終了です。
最後まで、日本の麺の魅力を伝えていきます!!

このインターンが終わる時に、「やり残したことはなかったな」と思えるように、
全力で日々を過ごしていきたいと思います。是非会場へお越し下さい。
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d47 MUSEUM 松田 竜太