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04/d47 MUSEUM

インターン日記 ⑬

d47 MUSEUMでは、展覧会ごとにインターンを受け入れています。
そんな学生インターンの日々の様子をアップしています。今回はその第13回目。

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d47 MUSEUMインターン5期生の金田恵美です。
研修期間も残りわずかとなり、最後のインターン日記です。


 

安心安全でこだわりをもってつくられた商品を味わってもらいたい
 
「NIPPONの47 2016 食の活動プロジェクト」展を通じて、生産者の方々の想いを知り、私自身、たくさんの気づきや感動がありました。自分が感じたことも含めて、各地にあるプロジェクトの考えや、内容をお伝えしていくのが、私の役割ではないかなと強く感じました。

自分が生産者の方から教えていただいたことや感じたことを、「自分の言葉」でお客様にお伝えすることで、取り組みに興味をもってくださったり、共感したいただいて、実際に手に取っていただいた時はとても嬉しかったです。

まずは、少しでも多くの方に、安心安全で、生産者の方々がこだわりをもってつくられた商品を味わってもらうところから始まり、そこから、現地での取り組みや考えを知っていただくきっかけがうまれたらいいなと思っています。
 
以前から、「食」は本当に奥が深いなと感じていましたが、インターンを通して、「食」の力や重要性について、改めて考えさせられた気がします。その土地でつくられるようになったのには意味があったり、もちろん、今の世代がアレンジしたり、新しいアイデアで生み出していくものもありますが、基本となる製法や、食べ方は受け継がれ続けています。それは、本当にすごいことで、それだけ「食」は人々にとって重要なものだからこそだと感じました。

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展示会場の様子

 

五感をフルに使って楽しむことができる場所「d47」
 
「d47」では、展覧会を見るだけでなく、実際に味わうことができるのも、魅力の一つだと感じています。d47 MUSEUMは、同じフロアーに食堂が併設され、展覧会との連動メニューを提供することもあります。食堂では、だしの取り方も、食材もこだわっていて、いつも安心して食べられます。毎回食べると、本当に心も体も元気になるのを実感します。

そんなd47食堂は、年末年始は特別メニューだったので、大晦日には山形の「鳥蕎麦」、お正月には京都の「鯖のちらし寿司」をいただきました。

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年越し特別メニュー「山形の鳥蕎麦」

 

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お正月特別メニュー「京都の鯖ちらし寿司」


そして、前回の「滋賀展」でご出展いただいていた、「針江のんきーふぁーむ」の石津さんに臼と杵をお借りし、餅つき大会も開催!ご本人もお手伝いに駆けつけてくださいました。お子さんから大人の方まで、一緒にご参加いただき、大盛り上がり。今年のお正月は、d47でよい年をを迎えることができました!
 

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お客様も参加しての餅つき大会

 

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「よいしょ〜」と元気なかけ声で

 

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小さなお客様も参加

 

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滋賀からお越しいただいた「針江のんきふぁーむ」の石津さんが、一つずつお餅をつくってくださいました

 

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食堂スタッフも、あんことキノコおろしのお餅でお出迎え

 

今回のプロジェクトを通じて、色々な方々と情報を交換したり、つながっていけることは、とても素敵なことだと感じました。残りの会期もあと2日、2月21日(日)までとなりました。私なりに今回のプロジェクトの意義を一人でも多くの方にお伝えできるように頑張りたいと思っています。

 

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d47 MUSEUM インターン 金田恵美