d mart 47 - 47都道府県のご当地ものコンビニ -
| 会 期 | 2016年4月28日（木） - 2016年6月19日（日） |
|---|---|
| 時 間 | 11:00〜20:00（最終入館19:30） |
| 場 所 | d47 MUSEUM |
| 料 金 | 入場無料 |
| 事前申込 | 不要 |
47都道府県のものづくりでコンビニを作ってみる「d mart 47 」を体験ください !!
d47 MUSEUMの第15回企画展は「コンビニ」をテーマに開催します。24時間、必要なものを気軽に購入できるコンビニエンスストア。現在では全国に5万を越える店舗があり、1ヶ月の総来店客数は12億人を越え、「いつでも、どこでも買える」という便利さは、私たちの生活に欠かせない存在となっています。その一方で、選択せず機能を効率よく手に入れるという面では「間に合わせ買い」とも言え、「大切に長く使う」という現代社会が見直しつつある生活とものづくりへの考えとはやや逆行したところもあります。
今回、私たちD&DEPARTMENTは、活動のテーマである「その土地らしさ」「ロングライフデザイン」を軸に、コンビニで扱っている商品をあらためて見直し、日本中の思いある「ものづくり」で構成してみることにしました。
流通や価格。安定供給などを考えると現実的には難しいアイデアですが、今後の日本を考えた時、流通などのスピードを含め、こうした新しいローカル発想のコンビニがあってもいいのではないかと、検証するものです。
展覧会期間中、会場内では普通に買い物して頂けます。展覧会であり、期間限定のリアルコンビニエンスストアとして、その体験からコンビニの未来を考えてみてください。
d47 MUSEUM ディレクター ナガオカケンメイ
Come experience “d mart 47,” a totally new type of convenience store featuring specialties from Japan’s 47 prefectures!
d47 MUSEUM’s 15th special exhibition will be based on the ubiquitous, 24-hour “convenience store.” Japan currently boasts over 50,000 convenience stores, which over 1.2 billion customers visit monthly to purchase various necessities. The amenity offered by these stores, where one can purchase what one wants at anytime and virtually any place, has become indispensable to our lives. At the same time, as a model of consumption based on efficiency rather than careful selection, it represents a kind of “making do” and goes against the current re-evaluation of long-term, mindful use of well-made goods.
For this exhibition, D&DEPARTMENT reexamined the products typically sold at convenience stores from the perspectives of “local color” and “long-life design” and stocked a “convenience store” with thoughtfully made goods from all of Japan’s prefectures. In terms of cost, distribution, and supply stability, this is, of course, an impractical concept. We believe, however, that in consideration of Japan’s future, an alternate evaluation of distribution speed and efficiency may be viable.
During the exhibition, visitors are welcome to purchase the displayed goods. We hope you’ll join us and experience this exhibition that’s also a “pop-up” convenience store to consider the future of convenience stores in Japan.
Kenmei Nagaoka
d47 MUSEUM Director
————————————————————————————————————————————
関連作品：d mart used
21_21 DESIGN SIGHT 企画展「雑貨展」にナガオカケンメイ＋D&DEPARTMENT PROJECTが参加作家として『d mart used「D&DEPARTMENT PROJECTが考えるコンビニエンスストア」』を展示しています。（開催中〜6月5日（日）まで）。
「いつでも、生活用品を手軽に買える」。雑貨とは、モノのことだけでなく、その「買い方」も含めたものだと捉え、家にある「必要以上に複数ある使っていない生活用品」を集めてコンビニを再現。そこに潜む「雑貨的購入」を来館者とともに考えていく作品です。
『d mart used』と『d mart 47』
異なる視点の『d mart』から、「コンビニ」というフィルターを通して、私たちの買い物の仕方と暮らしのあり方を一緒に考えてみたいと思います。
————————————————————————————————————————————