2015年に開催した「47 麺 MARKET -47都道府県のローカルな麺集めました-」展が、中国北京にある「悦·美术馆 (The Enjoy Museum of Art) 」にて2018年11月27日-12月9日開催された「2018 FAO Art Exhibition」のプログラムの一つとして展示されました。
FAO(国際連合食糧農業機関 - Food and Agriculture Organization of the United Nations)は、1945年に創設された国連専門機関のひとつで、世界の飢餓と貧困を終わらせる目的の為に活動がされています。
FAOの活動の一環として、 食を通しての継続的な地域おこし、農業における伝承、貧困問題などをテーマにした展覧会を中国北京にて開催。 D&DEPARTMENTの中国黄山店を運営するBishan Crafts Cooperativesとの関連で、「47 麺 MARKET」の開催オファーがあり、巡回展となりました。
47都道府県の麺を紹介することで、日本の食文化の多様性はもちろん、パッケージや食べ方などから、食文化の継承に繋がるヒントを感じていただく機会になったかと思います。
「見るほどにお腹が空いてくる」「実際に調理して熱々の麺を食べたい」「自分の地元の麺のことも思い出した」などの感想が。会場の北京はこの時、氷点下。来場者のみなさんも故郷の暖かい食卓の様子を思い出されたようでした。
最後に、「47 麺 MARKET」ご出展者の皆様には、この展覧会へのご理解とご協力をいただき、誠にありがとございました。
自身の街や故郷にある食文化を再発見し、いつまでもあって欲しいと心から願うことが、各地の食文化が続いていくことに繋がると思います。d47 MUSEUMの展覧会が国を超え、そのきっかけになれば幸いです。
d47 MUSEUM 館長 黒江美穂