会 期 | 2022年7月21日(木) - 2022年9月 6日(火) |
---|---|
時 間 | 12:00〜20:00 ※水曜定休(祝日の場合は営業) |
場 所 | d47 MUSEUM内(03-6427-2301) |
事前申込 | 不要 |
三重県伊勢志摩の真珠とガラスのアクセサリーを紹介します。
「ヤシマ真珠」の歴史は1949年、三重県志摩市の英虞湾(あごわん)を望む、間崎島(まさきじま)に設立された弥志磨真珠養殖場より始まりました。上質なあこや真珠を養殖から採珠、選別、加工、販売に至るまでの行程を、すべて親族間で関わり合いながら一環して行われています。伊勢志摩産のあこや真珠は海外の真珠などと比べ、透明度と輝き(照り)に優れ、伊勢志摩の土地や気候、長くつづいてきた歴史や文化、先人達の高い技術力とその継承から生まれた美しさの結晶です。
5代目の山本行太さんは、伝統だけない幅広い視点からこれからの真珠を伝えていくことにも取り組んでいます。その一つが1921年創業の耐熱ガラスメーカー「HARIO」とのCROSPEARLプロジェクト 。業界の垣根を越え、それぞれの技術や素材を活かし、真珠が持つ可能性を他の産地と関わり合うことで共に成長を続けるものづくりを行なっています。今回の特集では「ヤシマ真珠」「HARIO Lampwork Factory」それぞれのアクセサリーと、CROSPEARLプロジェクトからもご紹介します。2組のものづくりを通し、これからの産地の可能性をお伝えしていきたいと思います。
ヤシマ真珠
1949年に設立された弥志磨真珠養殖場から始まり、71年には小売部門である「ヤシマ真珠」が設立。伊勢志摩の地で約50年。写真は間崎島(まさきじま)の養殖場の風景と採珠の様子。一粒一粒を丁寧に採珠し選別、加工を行っている。現在は時代のニーズに応えるように、次の世代につげていくためのリ・フォームも積極的に行っています。会期中の8月6日(土)7日(日)には山本行太さんをお招きし真珠のセミオーダー会を開催します。詳しい詳細については下記に記載しています。
HARIO Lampwork Factory
1921年、東京・神田にて理科学用のガラス器具メーカーとして創業した「HARIO」。ビーカーなどガラス器具の他、コーヒー用具や電子レンジ用調理器具など、耐熱ガラスの特性を生かした製品も幅広く製造しています。東日本大震災でガラスの原料が固まってしまったことをきっかけに、2015年、ガラス職人による手仕事の技術を後世に残していくため、全工程を手加工で行うアクセサリーブランドとして「HARIO Lampwork Factory」が設立されました。理化学用品でも使われる耐熱ガラスは、他のガラスより軽く身につけやすいことに加え、加工がしやすく細やかな職人の技を生かせる素材です。ガラスが割れたりパーツが壊れた時には、修理の依頼も可能なため、一生モノとして身につけることができます。
→HARIO Lampwork Factory webサイト
\ヤシマ真珠のセミオーダー会を開催/
ヤシマ真珠の山本行太さんをお招きし、セミオーダー会を開催します。かたちもツヤも大きさも様々なアコヤ真珠の中からお気に入りの真珠を選んでいただき、パーツ(K18やSILVERなどの素材)を組み合わせピアス、イヤリング、ネックレス、ブレスレットなどのアクセサリーをオーダーいただけます。
開催日:2022年8月6日(土)~8月7日(日)
時 間 :12:00~19:00(所要時間:20~30分)
価 格:¥9,000~(※お選びいただくアイテム・種類で料金が異なります)
場 所:d47 MUSEUM(渋谷ヒカリエ 8階)
納 期:約1ヶ月(※オーダーいただく組み合わせにより納期が異なります)
参加方法:d47店頭・お電話(d47 MUSEUM:03-6427-2301)
お問い合わせ:03-6427-2301(d47)
※事前予約なしでもご参加いただけますが、お電話での予約が優先案内となります。
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため状況によっては、やむをえず中止させていただく場合がございます。
ヤシマ真珠
1949年に設立された弥志摩真珠養殖場から始まり、71年には小売部門である「ヤシマ真珠」が設立。伊勢志摩の地で約50年、あこや真珠を中心に養殖から採珠、選別、加工、販売に至るまでの工程を、全て親族間で関わり合いながら一環して行われています。
HARIO Lampwork Factory
1921年創業の耐熱ガラスメーカーHARIOが職人の手仕事技術の継承のためにつくりはじめたガラスのアクセサリー。東京・日本橋と全国6箇所の工房で、ひとつひとつ手作りでつくっています。もし割れてしまった場合は、お直しもできます。