会 期 | 2024年2月 2日(金) - 2024年4月21日(日) |
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時 間 | 12:00〜20:00(最終入場19:30) |
場 所 | d47 MUSEUM(03-6427-2301) |
事前申込 | 不要 休館日|会期中無休 入場料|ドネーション形式(会場受付) 自由にご入館いただけます。お帰りの際に、みなさんのお気持ちをお寄せください。ご寄付いただいたお金は、D&DEPARTMENTのロングライフデザインの活動資金として大切に使わせていただきます。 主催:D&DEPARTMENT PROJECT 協力:福井県交流文化部新幹線開業課 特別協賛:渋谷ヒカリエ Creative Space 8/ ※ミュージアムの最終入場は19:30ですが、館内ショップは以降もご入店可能です。営業終了は20:00です。 ※イベント内容は予告なく変更になる場合もございます。最新情報はウェブサイトやSNSにてご確認ください。 |
福井県の個性を、「デザイン」と「旅」の視点から見る展覧会
現代、日本中が都市化されていく中で、失われつつある 「その土地ごとの個性」。そこには、その土地に長く続く暮らしがあります。私たちは、その暮らしの大切さを確認するため、47都道府県を1県ずつ編集する、"読む" 観光ガイド『d design travel』を制作しています。本展覧会は、その33県目にあたる福井号の発売を記念するものです。
日本海で活躍した「北前船」や、御食国と京都を結ぶ「鯖街道」、大陸からの玄関口「若狭湾」、そして、多くの観光客を誘致する「北陸新幹線」。福井は、古くから外と繋がることで独自の文化を発展させてきました。「デザイン」や「アート」といった付加価値が、福井では〝スタンダード〟にもなり、もはや、『地味にすごい』(北陸新幹線福井・敦賀開業PRキャッチコピー)どころか華やかで先進的。そして今、時代が福井に並走するようになり、これから先も福井のスタンダードは、ますますアップデートされていく。変化しながらも、脈々と受け継がれていく福井の性。それこそロングライフな〝福井らしさ〟なのです。
この会場には、実際にその土地で使われている福井県ならではの道具や日用品、工芸品、建築の一部などを、特別にお貸し出しいただき展示しています。展示品のほとんどが、編集部が取材中に出会ったもので、それら全てに、歴史と進化があり、知れば知るほど興味深く、その場所を構成するロングライフなものばかりです。展示品を通して、"実存する福井県ならではのデザイン"を知っていただけたらと思います。そして、ぜひ、この展覧会と『福井号』をきっかけに、福井県、さらには、日本中を知り、「その土地ごとの個性」の大切さを感じてみてください。
最後に、本展覧会、および、本誌制作にご協力いただきました皆様すべてに、厚くお礼を申し上げます。
『d design travel FUKUI』3月8日全国発売!会場内では先行販売も
日本の地方の"スタンダード"。
日本海で活躍した「北前船」や、御食国と京都を結ぶ「鯖街道」、大陸からの玄関口「若狭湾」、そして、多くの観光客を誘致する「北陸新幹線」。福井は、古くから外と繋がることで、独自の文化を発展させてきた。今、時代が福井に並走するようになり、これから先も福井のスタンダードは、ますますアップデートされていくだろう。
表紙:「MEGANEROCK」のイメージ画
展覧会会場では、2月2日(金)より、福井号を先行販売します。販売開始はSNSでお知らせしていきます。
>>『d design travel FUKUI』ついて、詳しくはこちらから
期間限定のストアがオープン
会場内には、本誌編集部が取材を通して出会った、本音でお薦めしたい福井県のおみやげや、d47 MUSEUMがセレクトした"福井らしい"ものづくりをご紹介する「福井物産MARKET」が登場。越前和紙の小物や、眼鏡の端材でできたアクセサリー、恐竜のフィギュアなどのプロダクトから、クラフトビールや地酒、うまみたっぷりの干物(受注販売)などの美味しい手みやげまで、福井県が誇るものづくりから、約150品目が一堂に集合します。ぜひ、本書や展覧会と併せてお楽しみください。(下2つの写真 photo by yuji yamazaki)
※写真には会場で販売されない商品も含まれます。
「福井定食」が限定メニューとして登場
d47食堂スタッフが福井県を旅して、名物や伝統料理を食べ歩き、生産者に取材しながらその土地らしい定食を考えました。辛味の効いた大根おろしのぶっかけそば、もみわかめのおむすび、油揚げと野菜の煮物、お麩の辛し和え、小鯛ささ漬やへしこなどが並びます。北前船や鯖街道から学ぶ、海を通じた食の営みや、信仰が支える福井の報恩講の食文化を詰め込んだ「福井定食」は、併設のd47食堂で、実際にご賞味いただけます。(photo by yuji yamazaki)
場所:d47食堂(渋谷ヒカリエ8F)
提供期間:2024年2月2日(金)~ 4月21日(日)予定 水曜休(祝日の場合は営業)
※日毎数量限定です。また、仕入れの状況などにより提供期間や内容は変更になる場合がございます。
→ 「福井定食」詳細はこちらから
展覧会の他にもさまざまな角度から福井らしさを体験できる企画を開催します!
『d design travel FUKUI』を立体的に楽しむ
福井号でご紹介するその土地ならではのものづくりを手掛ける方々をお迎えし、ワークショップや福井の魅力を紐解くトークを開催。トーク後半には、編集長による福井展ミュージアムツアーも。編集部が感動した"福井らしさ"を体験してください。
→ 2月17日(土)渋谷ヒカリエ8F COURTで開催!詳細はこちらから
福井の食をとことん味わう
「福井定食」開発の旅で、取材を通して出会った人々、そして郷土の味、定食に収めきれなかったストーリーを「福井のつづくをたべる会」でお伝えします。立食形式の交流パーティーです。会場内には、福井の地酒を楽しむ角打ちコーナーも登場。福井ならではの味わいをご堪能ください。
今回は、d design travel show FUKUIと同日開催となります。ぜひ福井の「食」で"福井祭り"の1日を締めくくりましょう!
→ 2月17日(土)渋谷ヒカリエ8F d47食堂で開催!詳細はこちらから
福井県がテーマの創作落語が誕生。ヒカリエと福井県内の2夜限定公演
本誌の発売に合わせ、各地を題材にした同時代の新作落語「47都道府県落語」を、1県につき1つずつ、全県つくっていく「d47落語会」。福井県をテーマに脚本家・藤井青銅が書き下ろす新作を、落語家・柳家花緑が洋服で椅子に座って演じる「同時代落語」のスタイルで披露します。福井県の「個性」や「らしさ」を、笑いを通して紹介していきます。
d47落語会 第29回「福井県」
日程:2024年3月、2夜限定
場所:3月1日(金)東京会場(渋谷ヒカリエ8F・COURT)、3月13日(水)福井会場(福井県国際交流会館)
演目:古典落語1席、新作・福井落語1席、アフタートーク
イベントの詳細や申し込みはこちらから。
福井県内開催!福井号の完成をみんなでお祝いしましょう!
本誌には掲載しきれなかった福井の魅力や取材エピソードを語り尽くすスライド形式のトークショーと、dマーク表彰式、そして福井号に因んだ食を味わいながらの交流会を開催します。ドレスコードもありませんので、みなさんで福井号の完成をお祝いしましょう!
→ 「d design travel showと福井号出版記念パーティー」は、2月10日(土)福井県のたくらCANVAS内で開催!詳細はこちらから
現地取材の様子がわかるFacebook公開グループ「d&d福井会」
本誌制作にまつわるこぼれ話から制作の裏側まで、編集部が現地で出会った福井の魅力とともに公開しています。
→ Facebook公開グループ「d&d福井会」
d design travel編集長による音声コンテンツ「voicy」配信中!
d design travel 編集長の神藤秀人が、取材の中での感動したこと、嬉しかったこと、つらかったこと、悩んでいること...できる限りの"正直"をお届けする音声コンテンツ「voicy」を配信中!d design travelはどのように作られるのか、展示品の準備はなど、d design travelの活動にかける想いを赤裸々に語っていきます。
→ voicy|d design travel journal 編集長の取材日報
みなさんからのご支援により「福井号」が完成しました!
2023年7月に7回目となるクラウドファンディングに挑戦。のべ518名の方にご支援いただき、目標支援金額500万円を達成しました。『d design travel』がこれからも、旅をして、モノを買い、コトを知り、人と出会い繋がっていく、「未来への切符」のような存在であるために。引き続き、d design travelのご支援・応援をよろしくお願いします。
47都道府県を1県ずつ編集する、"読む"観光ガイド『d design travel』の33県目「福井県」のロングライフデザインを知る(投稿日:2024年5月30日)