東京は古くから良質な鰹節が集まる場所として広く知れ渡り、d47食堂の出汁はその江戸から続く出汁文化をつないでいます。鹿児島県近海でとれた一本釣りのカツオを原料とした本枯節の製造を守り続ける、東京のかつお節問屋・タイコウの大塚麻衣子さんをお招きし、かつお出汁の基本の取り方から、風味の理由や活かし方を教わります。

こどもdSCHOOLでは、さらに次の世代へとかつお出汁の文化と伝えるきっかけになればと考えています。かつおぶしってなに？どこでつくる？どうやってたべる？という身近な存在であるかつお節についての疑問を座学を交えながら進め、実際に触れたり食べたり削ったり、最終的には自分たちで削ったかつお節を使って食事を楽しむところまで一貫して体験していただけます。ワークショップ後にはタイコウのかつお節を使ったお子さま定食をご用意します。

今回のこどもdSCHOOLは開催中のNIPPON UMAMI TOURISMと連動して開催します。かつお節の"うまみ"にも着目し、かつお節のおいしさについて、みんなで体験して考えてみましょう！

▼これまでに行った開催レポートを公開中

こどもd SCHOOL「ほんとうにおいしい出汁」イベントレポート（2016）

※写真は過去の開催例です。

「つづくをたべる食育月間」とは

d47 MUSEUM（渋谷ヒカリエ）で開催される「NIPPON UMAMI TOURISM」の連動企画として、D&DEPARTMENT各店（※一部を除く）では、6月の「食育月間」に合わせ、「食のロングライフデザイン」をテーマに、その土地の食文化を学び考えるワークショップやツアーを開催します！食の営みを繋ぐ生産者さんを講師にお迎えし、その土地ならではの体験ができる企画が揃います。

各店の企画はこちら

○京都店　6/14（金）「d SCHOOL わかりやすい大原の紫蘇」

○富山店　6/15（土）「わかりやすい昆布〆～夏の魚編～」

○三重店　6/22（土）「d SCOOL わかりやすい 波切のかつおぶし」

○d47食堂（渋谷）　6/29（土）「こどもd SCOOL ほんとうにおいしい出汁」

講師プロフィール

大塚麻衣子（有限会社タイコウ）

1984年熊本生まれ。「d47食堂」で料理人として働きながら、出汁文化に興味を持つ。退社後は、バイオ分析会社で働き営業・経理の技術を磨きながら、タイコウに通いつめ営業のサポートをスタート。2018年タイコウ入社、2021年より取締役・目利き職人に。