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04/d47 MUSEUM

d&RE WEAR 2025 SHIKOUZOME染めて着つづける|8/6まで受付中

会 期 2024年7月11日(木) - 2024年8月 6日(火)
時 間 12:00〜20:00
場 所 d47 design travel store(d47 MUSEUM内)
事前申込 不要

シミや色あせなどで着られなくなってしまったお気に入りの服を、再びアイテムとして蘇らせるプロジェクト「d&RE WEAR」。奈良時代から伝わる「紫鉱染め」という昔ながらの染色方法による特別染めのご案内です。

シミや色あせなどで着られなくなってしまったお気に入りの服を、再びアイテムとして蘇らせるプロジェクト「d&RE WEAR(ディ アンド リウェア)」。

年2回(SPRING/SUMMER、AUTUMN/WINTER)は、その季節だけの「シーズンカラー」と定番「黒」「紺」の3色から染め色が選べます。そのほかにも、天然染料や個性豊かな染色技法をセレクトした特別染めも行っています。

 

2025 SHIKOUZOME(特別染め)

東京都蔵前にアトリエとショップを構え、草木染めの技術と文化を継承している「Maito Desgin Works」で、奈良時代から伝わる「紫鉱(しこう)染め」という昔ながらの染色方法で、一枚一枚手染めしていただきます。

 

受付期間:2024年7月11日(木)~8月6日(火)

返却期間:2025年1月下旬予定

場所:d47 design travel store(渋谷ヒカリエ8F d47 MUSEUM内)

お問い合わせ:03-6427-2301(d47)

 

※「d&RE WEAR」は全国のD&DEPARTMENT店舗および、webサイトからもお申し込みを受け付けております。

※店頭へお持ち込みいただく前に、D&DEPARTMENT webサイトで注意事項を必ずご確認ください。

※染め直し受付では、お洋服の検品を行います。お時間にはゆとりを持ってお越しください。

※受付終了間際は混雑が予想されます。早めのお越しをおすすめしております。

 

 

■紫鉱染めについて

紫鉱染めは、古代中国やタイのアユタヤ朝などで古くから染められ、奈良時代に日本へ伝わった伝統的な染色方法です。鮮やかな赤紫色やエンジ色に染まります。飛鳥時代は紫の色を出す材料が高価で手に入りにくく、高貴な人物のみがまとえる貴重な色でした。今でも法隆寺や正倉院等の織物の染色に紫鉱染めの色が多数残っており、正倉院に紫梗(しこう)という名で今も保存されています。江戸時代には、藍や茜の色を合わせて作った「似紫(にせむらさき)色」が流行るなど、多くの人が憧れた色でした。紫鉱染めの原料は、ラックカイガラムシが樹液を吸って分泌したスティック状の物質「ラック(紫鉱)」です。豆汁などで下染めをし、何度も布でこした染色液で繰り返し染め上げていくことで、美しく鮮やかな色に染まります。

■Maito Design Worksについて

東京都蔵前にアトリエとショップを構えるMaito Design Works。代表の小室さんは、染物屋の家庭で育ち、幼い頃から草木染めに親しんできました。東京藝術大学で染織を専攻し、伝統技法を学びながらも新しい草木染めの表現を模索し、2010年に草木染めブランドMaito Design Works を立ち上げました。多くのモノにあふれた時代だからこそ、日本の伝統技術や職人の技、そして自然の恵みを大切にしたものづくりを目指しています。企画開発から製造までを自社で行うニット製品や、日本各地の職人によって作られた布製品、ストール、靴下などに天然染めを施して販売する他、「草木染めをもっと気軽に」という考えから、毎月ワークショップを開催したりと、家庭や暮らしの中で誰もが草木染めを楽しめるよう、活動しています。

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