会 期 | 2024年9月20日(金) - 2024年11月24日(日) |
---|---|
時 間 | 12:00〜20:00(最終入場19:30) |
場 所 | d47 MUSEUM(03-6427-2301) |
事前申込 | 不要 休館日|会期中無休 入場料|ドネーション形式(会場受付) 自由にご入館いただけます。お帰りの際に、みなさんのお気持ちをお寄せください。ご寄付いただいたお金は、D&DEPARTMENTのロングライフデザインの活動資金として大切に使わせていただきます。 主催:D&DEPARTMENT PROJECT 特別協賛:渋谷ヒカリエ Creative Space 8/ |
広島県の個性を、「デザイン」と「旅」の視点から見る展覧会
現代、日本中が都市化されていく中で、失われつつある 「その土地ごとの個性」。そこには、その土地に長く続く暮らしがあります。私たちは、その暮らしの大切さを確認するため、47都道府県を1県ずつ編集する、"読む" 観光ガイド『d design travel』を制作しています。本展覧会は、その34県目にあたる広島号の発売を記念するものです。
広島市の中心、「平和記念公園」から旅を始め、終戦からおよそ80年越しにその悲惨な歴史を目の当たりにし、言葉を無くしてしまった自分がいました。原爆の被害へのやるせない気持ちを胸に刻み、少しずつ広島ならではの文化を吸収をしてきた約2か月の取材期間。当初は、浅はかに「原爆ドームから」と巡ってきましたが、次第に僕たち・よそ者が考える"ヒロシマ"は、今の広島では、少し違った意味を持ち始めているように感じます。"ヒロシマ"という言葉には、もはや負の遺産や平和を祈るアピールの意味以上に、人々を繋げ、広大な瀬戸内海に浮かぶ島々をも結び、みんなで新しい広島県の未来を創造するための引力が働いています。
この会場には、実際にその土地で使われている広島県ならではの暮らしや営みの道具、日用品、工芸品、そして、建築の一部までをも、特別にお貸し出しいただき展示しています。展示品のほとんどが、編集部が取材中に出会ったもので、それら全てに、歴史と進化があり、知れば知るほど興味深く、その場所を構成するロングライフなものばかりです。展示品を通して、"実存する広島県ならではのデザイン"を知っていただけたらと思います。そして、ぜひ、この展覧会と『広島号』をきっかけに、広島県、さらには、日本中を知り、「その土地ごとの個性」の大切さを感じてみてください。
最後に、本展覧会、および、本誌制作にご協力いただきました皆様すべてに、厚くお礼を申し上げます。
『d design travel HIROSHIMA』10月18日全国発売!会場内では先行販売も
"ヒロシマ"は、未来を創る友情の証し。
今、「ヒロシマ」という言葉には、もはや負の遺産や平和を祈るアピールとしての意味以上に、人々を繋げ、広大な瀬戸内海に浮かぶ島々をも結び、みんなで新しい広島県の未来を創造するための引力が働いている。広島の復興は終わった。僕は、はっきりとそう思う。今の広島県は、友情ともいうべき"共創の暮らし"が育まれ、世界を、希望へと導いている。
表紙:『AID#60』手嶋勇気(2022年)
展覧会会場では、9月20日(金)より、広島号を先行販売します。販売開始はSNSでお知らせしていきます。先着で、編集長の手書き『らくがきMAP』もプレゼント。
>>『d design travel HIROSHIMA』ついて、詳しくはこちらから
期間限定のストアがオープン
会場内には、本誌編集部が取材を通して出会った、本音でお薦めしたい広島県のおみやげや、d47 MUSEUMがセレクトした"広島らしい"ものづくりをご紹介する「広島物産MARKET」が登場。福山デニムのプロダクト、藍染めされたジーンズなどの衣服から、瀬戸内の柑橘をたっぷり使ったジャムやお菓子、クラフトビールなどの美味しい手みやげの他、牡蠣の受注販売まで。広島県が誇るものづくりから、約200品目が一堂に集合します。ぜひ、本書や展覧会と併せてお楽しみください。(下2つの写真 photo by yuji yamazaki)
※下2枚の写真は『d design travel HIROSHIMA』掲載商品です。会場で販売されない商品も含まれます。
「広島定食」が限定メニューとして登場
d47食堂スタッフが広島県を旅して、名物や伝統料理を食べ歩き、生産者に取材しながらその土地らしい定食を考えました。薄い生地に具材を重ねる「重ね焼き」のお好み焼きをメインに、江波巻き、ねぶとの唐揚げ、煮ごめ、落花生が並びます。瀬戸内の柑橘や小魚食文化、親鸞聖人ゆかりの味を伝え継ぐ精進料理などに学んだ、広島の穏やかな、土地、人、味を詰め込んだ「広島定食」は、併設のd47食堂で、実際にご賞味いただけます。(photo by yuji yamazaki)
場所:d47食堂(渋谷ヒカリエ8F)
提供期間:2024年9月20日(金)~ 12月5日(木) 水曜休
※日毎数量限定です。また、仕入れの状況などにより提供期間や内容は変更になる場合がございます。
→ 「広島定食」詳細はこちらから
展覧会の他にもさまざまな角度から広島らしさを体験できる企画を開催します!
『d design travel HIROSHIMA』を立体的に楽しむ
広島号でご紹介するその土地ならではのものづくりを手掛ける方々をお迎えし、ワークショップや広島の魅力を紐解くトークを開催。トーク後半には、編集長による広島展ミュージアムツアーも。編集部が感動した"広島らしさ"を体験してください。
→ 10月5日(土)渋谷ヒカリエ8F COURTで開催!詳細はこちらから
広島の食をとことん味わう
「広島定食」開発の旅で、取材を通して出会った人々、そして郷土の味、定食に収めきれなかったストーリーを「広島のつづくをたべる会」でお伝えします。立食形式の交流パーティーです。広島ならではの味わいをご堪能ください。
今回は、d design travel show HIROSHIMAと同日開催となります。ぜひ広島の「食」で"広島祭り"の1日を締めくくりましょう!
→ 10月5日(土)渋谷ヒカリエ8F d47食堂で開催!詳細・申込はこちらから
広島県内開催!広島号の完成をみんなでお祝いしましょう!
本誌には掲載しきれなかった広島の魅力や取材エピソードを語り尽くすスライド形式のトークショーと、dマーク表彰式、そして広島号に因んだ食を味わいながらの交流会を開催します。ドレスコードもありませんので、みなさんで広島号の完成をお祝いしましょう!
→ 「d design travel showと広島号出版記念パーティー」は、9月29日(日)広島県福山市のiti SETOUCHI内で開催!詳細はこちらから
【d47落語会 広島県】「d47落語会」は、本誌の発売に合わせ、各地を題材にした同時代の新作落語「47都道府県落語」を、1県につき1つずつ、全県つくっていくプロジェクトです。d47落語会「広島県」の開催は東京・広島県内ともに2025年以降を予定しております。楽しみにしてくださってる皆様へ申し訳ありませんが、詳細は決まり次第お知らせしてまいりますので、発表までどうぞ今しばらくお待ちください。
現地取材の様子がわかるFacebook公開グループ「d&d広島会」
本誌制作にまつわるこぼれ話から制作の裏側まで、編集部が現地で出会った広島の魅力とともに公開しています。
→ Facebook公開グループ「d&d広島会」
d design travel編集長による音声コンテンツ「voicy」配信中!
d design travel 編集長の神藤秀人が、取材の中での感動したこと、嬉しかったこと、つらかったこと、悩んでいること...できる限りの"正直"をお届けする音声コンテンツ「voicy」を配信中!d design travelはどのように作られるのか、展示品の準備はなど、d design travelの活動にかける想いを赤裸々に語っていきます。
→ voicy|d design travel journal 編集長の取材日報
みなさんからのご支援により「広島号」が完成しました!
2024年4月に8回目となるクラウドファンディングに挑戦。のべ474名の方にご支援いただき、目標支援金額500万円を達成しました。『d design travel』がこれからも、旅をして、モノを買い、コトを知り、人と出会い繋がっていく、「未来への切符」のような存在であるために。引き続き、d design travelのご支援・応援をよろしくお願いします。
shunshun 線のWorkshop
日程|2024/10/6(日)
時間|9:00〜11:30
場所|d47食堂(渋谷ヒカリエ8F)
詳細・お申し込みはこちらから
d SCHOOL わかりやすいお好み焼 -オタフクソースに学ぶ、広島のお好み焼
日程|2024/10/26(土)
時間|16:00〜17:00
場所|d47食堂(渋谷ヒカリエ8F)
詳細・お申し込みはこちらから
広島のものづくりのこれから
日程|2024/11/10(日)
時間|14:00〜15:30
場所|8/COURT(渋谷ヒカリエ8F)
詳細・お申し込みはこちらから
出発日|2024/10/1(火)〜2025/3/30(日)
予約受付|2024/9/20(金)より開始
今こそ行こう いつもと違う広島旅へ
詳細・お申し込みはこちらから