会 期 | 2024年10月29日(火) - 2024年12月 1日(日) |
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時 間 | 12:00〜20:00 |
場 所 | d47 MUSEUM内(渋谷ヒカリエ 8F) |
事前申込 | 不要 |
冬の暮らしの風景に温かな光の揺らめきを添えてくれる、作家・安土草多さんの吹きガラス作品をご紹介します。
岐阜県の山岳都市、飛騨高山に工房をかまえる、吹きガラス作家の安土草多さん。
お一人で作品を作り続けている草多さんは、「作家と名乗る以上、メーカーにはできないものを作らなければ、意味がない。」という思いで、草多さんでなければ作る事ができない作品を日々生み出しています。
草多さんのガラスには、不思議な温かさを感じます。ぽってりとした厚み、つい魅入ってしまう流動的な揺らぎの表情。一般的にガラスが持つ印象とは相反する、人肌のような温もりを内包しているのです。
冬になれば雪深く、寒さの厳しい飛騨高山。生まれ育った土地の環境の中で、草多さんが15年以上かけて行き着いた"自分らしさ"。
けして主張しすぎないけれど、何気ない暮らしの中で確かな存在感で寄り添ってくれる器やグラスは、他にはないものだと感じます。
今回は、食器や花器に加え、ペンダントライトなどを草多さんにご用意いただきました。
まずは店頭のグラスをひとつ、お手にとってください。光にかざしてみたり、またテーブルに置いて、落ちる影の揺らめきを数秒、じっと見るのもおすすめです。
安土草多|1979年生まれ。ガラス職人だった父・忠久さんの仕事に惹かれて、大学を中退し、自らも同じ道に。3年前に完成した新しい工房で、朝から夜までガラスを吹く。弟の天平さんもガラス職人。