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04/d47 MUSEUM

浄法寺漆のもののまわり 滴生舎の漆器

会 期 2024年12月27日(金) - 2025年1月26日(日)
時 間 12:00~20:00(最終日は17:00まで)
場 所 d47 MUSEUM内(渋谷ヒカリエ8F)
事前申込 不要
●お問い合わせ:03-6427-2301(d47)

<年末年始の営業について>
12/31(日)12:00~18:00
1/1 (水)休業
1/2(木)休業
1/3(金)より通常営業

国産漆の約7割を生産する岩手県二戸市浄法寺の漆器をご紹介します。使うほどにツヤが増し、長く使い続けることができる、日常に寄り添う器です。

漆の営みを守り継ぐ、滴生舎のものづくり

 

古くから「漆」とともに生きてきた二戸地域。

縄文時代の遺跡から漆を塗布した石刀や土器が出土するなど、長く深い関わりがあり、平安時代には、現在の浄法寺塗につながる漆器の製作が始まったと言われています。現在、日本で使われている漆の約95%は外国製。残りの約5%は国産の漆、そしてその8割が岩手県二戸市浄法寺を中心とした地域で採取される「浄法寺漆」です。

 

「滴生舎」は「「浄法寺漆」を使った漆器や漆芸品を展示販売している施設です。ツヤを抑えた塗りで加飾はなく、私たちが毎日食卓で使うための漆器を製作、販売しています。

 

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重要文化財の修復に用いられ手に入れることが難しい貴重な「浄法寺漆」。15年育てた1本の漆の木から採取する漆は約200グラム、牛乳瓶1本分です。「滴生舎」で製作している漆器は、下塗りから何度も「浄法寺漆」を塗り重ね、ふっくらと丈夫に仕上げています。手に口にしっとり吸い付くような感触は漆ならでは。修理をすることで長く使い続けることができます。

 

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今回ご紹介する商品は、汁椀、ねそり、ぐいのみの他、一部受注販売のお弁当箱や、人気の角椀も並びます。この機会に是非店頭にて手に取って触り心地をお試しください。

 

\漆塗りワークショップも開催!/

漆のお椀をつくろう

滴生舎から塗師の方にお越しいただき、お椀ができるまでの工程・漆について学び、実際に器を漆で塗り、自分だけの漆器椀を製作していただきます。

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2025年1月20日(月)

①15:00~16:30、②18:00~19:30

定員:各回5名

料金:22,000円(税込)

種類:お椀

お申し込み方法:Webサイト、d47 MUSEUM店頭

 

 

 

 

滴生舎

日本一の漆産地である岩手県二戸市浄法寺町にて「一貫性のある漆器をつくる場所」として1995年に設立。浄法寺の漆を使った椀とそれをつくる職人の技術を全国へ発信し続けている。

滴生舎インスタグラム|@tekiseisha

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