会 期 | 2025年3月20日(木) - 2025年6月29日(日) |
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時 間 | 12:00〜20:00(最終入館19:30) |
場 所 | d47 MUSEUM(03-6427-2301) |
事前申込 | 不要 休館日|6月10日(火)~6月11日(水)のみ休館いたします。 入館料|ドネーション形式(会場受付) 自由にご入館いただけます。お帰りの際に、みなさんのお気持ちをお寄せください。ご寄付いただいたお金は、D&DEPARTMENTのロングライフデザインの活動資金として大切に使わせていただきます。 主催:D&DEPARTMENT PROJECT 特別協賛:東急株式会社、Creative Space 8/ ※ミュージアムの最終入館は19:30ですが、館内ショップは以降もご入店可能です。営業終了は20:00です。 ※イベント内容は予告なく変更になる場合もございます。最新情報はウェブサイトやこちらにてご確認ください。 |
島根県の個性を、「デザイン」と「旅」の視点から見る展覧会
現代、日本中が都市化されていく中で、失われつつある 「その土地ごとの個性」。そこには、その土地に長く続く暮らしがあります。私たちは、その暮らしの大切さを確認するため、47都道府県を1県ずつ編集する、"読む" 観光ガイド『d design travel』を制作しています。本展覧会は、その35県目にあたる島根号の発売を記念するものです。
この会場には、実際にその土地で使われている島根県ならではの暮らしや営みの道具、日用品、工芸品、そして、建築の一部までをも、特別にお貸し出しいただき展示しています。展示品のほとんどが、編集部が取材中に出会ったもので、それら全てに、歴史と進化があり、知れば知るほど興味深く、その場所を構成するロングライフなものばかりです。展示品を通して、"実存する島根県ならではのデザイン"を知っていただけたらと思います。そして、ぜひ、この展覧会と『島根号』をきっかけに、島根県、さらには、日本中を知り、「その土地ごとの個性」の大切さを感じてみてください。
最後に、本展覧会、および、本誌制作にご協力いただきました皆様すべてに、厚くお礼を申し上げます。
『d design travel SHIMANE』4月18日全国発売!会場内では先行販売も
"陰"に息づく、極上の日常。
"日本一の田舎"と揶揄され続けてきた島根県は、もはや過去のことで、そのマイナスは、今、プラスに変わっている。島根県は"陰"であって、本当によかったと思う。外から入ってくるものも最低限で、内から出ていくものもほとんどない。閉鎖的であったからこそ、独自の歴史や文化が生まれ、島根県ならではの気質や気風が育まれ、ずっと、大事に守られてきたのだ。
表紙:陶板『鶏』舩木研兒(1927-2015)
展覧会会場では、3月20日(木)より、島根号を先行販売します。販売開始はSNSでお知らせしていきます。先着で、編集長の手書き『らくがきMAP』もプレゼント。
>>『d design travel SHIMANE』ついて、詳しくはこちらから
期間限定のストアがオープン
会場内には、本誌編集部が取材を通して出会った、本音でお薦めしたい島根県のおみやげや、d47 MUSEUMがセレクトした"島根らしい"ものづくりをご紹介する「島根物産MARKET」が登場。島根の各地域に根付く手仕事から生まれる器や和紙・藍染製品をはじめ、石見神楽の端材を使ったユニークなプロダクト、島根名物!宍道湖のしじみや、地域の食材をたっぷり使ったお菓子・お酒など美味しい手みやげまで、島根県が誇るものづくりから、約200品目が一堂に集合します。ぜひ、本書や展覧会と併せてお楽しみください。(下2つの写真 photo by yuji yamazaki)
※下2枚の写真は『d design travel SHIMANE』掲載商品です。会場で販売されない商品も含まれます。
「島根定食」が限定メニューとして登場
d47食堂スタッフが島根県を旅して、名物や伝統料理を食べ歩き、生産者に取材しながらその土地らしい定食を考えました。日本海に面し東西に長く続く食材豊かな島根県。渡邉水産の山陰沖で獲れる近海魚の干物をメインに、くじら飯、宍道湖のシジミ汁、隠岐島のアラメの炒め煮、赤てんなどが並ぶ「島根定食」は、併設のd47食堂で、実際にご賞味いただけます。(photo by yuji yamazaki)
場所:d47食堂(渋谷ヒカリエ8F)
提供期間:2025年3月7日(金)〜 7月3日(木)
※水曜定休、6月10日(火)臨時休業。
※日毎数量限定です。また、仕入れの状況などにより提供期間や内容は変更になる場合がございます。
→ 「島根定食」の詳細はこちら
展覧会の他にもさまざまな角度から島根らしさを体験できる企画を開催します!
『d design travel SHIMANE』を立体的に楽しむ
島根号でご紹介するその土地ならではのものづくりを手掛ける方々をお迎えし、島根の魅力を紐解くトークショー&編集長による島根展ミュージアムツアーを開催します。編集部が感動した"島根らしさ"を体験していただけるイベントです。
→ 3月22日(土)渋谷ヒカリエ8F COURTで開催!詳細はこちらから
島根の食をとことん味わう
「島根定食」開発の旅で、取材を通して出会った人々、そして郷土の味、定食に収めきれなかったストーリーを「島根のつづくをたべる会」でお伝えします。立食形式の交流パーティーです。島根ならではの味わいをご堪能ください。
d design travel show SHIMANEと同日開催となります。ぜひ島根の「食」で"島根祭り"の1日を締めくくりましょう!
→ 3月22日(土)渋谷ヒカリエ8F d47食堂で開催!詳細・申込はこちらから
d47落語会「島根県」は8月開催!
「d47落語会」は、本誌の発売に合わせ、各地を題材にした同時代の新作落語「47都道府県落語」を、1県につき1つずつ、全県つくっていくプロジェクトです。d47落語会「島根県」の開催は東京・島根県内ともに2025年8月の開催を予定しております。詳細は決まり次第お知らせします。どうぞお楽しみに。
現地取材の様子がわかるFacebook公開グループ「d&d島根会」
本誌制作にまつわるこぼれ話から制作の裏側まで、編集部が現地で出会った島根の魅力とともに公開しています。
→ Facebook公開グループ「d&d島根会」
d design travel編集長による音声コンテンツ「voicy」配信中!
d design travel 編集長の神藤秀人が、取材の中での感動したこと、嬉しかったこと、つらかったこと、悩んでいること...できる限りの"正直"をお届けする音声コンテンツ「voicy」を配信中!d design travelはどのように作られるのか、展示品の準備はなど、d design travelの活動にかける想いを赤裸々に語っていきます。
→ voicy|d design travel journal 編集長の取材日報
みなさんからのご支援により「島根号」が完成しました!
2024年11月に9回目となるクラウドファンディングに挑戦。のべ433名の方にご支援いただき、目標支援金額500万円を達成しました。『d design travel』がこれからも、旅をして、モノを買い、コトを知り、人と出会い繋がっていく、「未来への切符」のような存在であるために。引き続き、d design travelのご支援・応援をよろしくお願いします。
→ 『d design travel』を続けたい vlol.35 島根号