d47食堂では月替わりで季節のお餅をお出ししています。
3月は、「牡丹の咲く季節に食べられる」ことから
その名前がついたと言われる「ぼたもち」です。
4月3日までのメニューで、残り3日となってしまいましたが
ご好評いただいておりますので、紹介させていただきます。
ぼたもちと言えば、もち米をあんこで包んだ俵型のものを想像すると思いますが、
d47食堂のぼたもちは四角い枡に入っています。
これは、千葉県成田市で昔から食べられている「みつめのぼた餅」からヒントを得ています。
「みつめのぼた餅」とは、
赤ちゃんが産まれて3日目に、母親の母乳が良く出る様にと食べさせる風習です。
お重にこしあんともち米を敷き詰め、しゃもじですくってお皿に取り分けます。
みつめのぼた餅と同じ様にお重に詰めしゃもじですくってお皿に盛ってみたり、
お重を大きな枡に変えてみたりと試行錯誤の末、この小さな檜の枡にぴったり収まりました。
枡は岐阜県の木曾檜で作られています。
敷き詰めたあんこともち米に、檜の香りがほのかに移り、
なんとも言えない風味を醸し出します。
ぼたもちは、4月3日までのメニューです。
d47食堂でしか味わえない「ぼたもち」を是非一度ご体感下さい。
4月4日からは、「さくらもち」が始まります!
(キッチン 綿貫めぐみ)