こちらのメニューは残すところ、あと2日です!お急ぎください!(12月5日(木)までのご提供となります)
武蔵野うどんは、武蔵国(現在の東京 多摩地域から埼玉西武 川越辺り)の郷土料理。
米よりも良質な小麦が多く生産されていたこの地域では、家庭でもうどんを打ち、日常的に食べていたそうです。
(昔はうどんが打てないと嫁入りも難しかったとのこと!)
一般的なうどんよりも、コシが強く、食感は力強くゴツゴツしています。
太目で、かたくて、量が多いので、腹持ちがいいです。
関西地方のお出汁のきいた汁でいただくうどんは、
汁と麺を一緒に味わうように柔らかめの麺を用いるのだそうですが、
この武蔵野うどんは、麺の強さに負けないように、醤油やみりんで味付けた、濃いめで甘辛い汁です。
東京出身のわたしにとっては、お出汁のきいた上品な味付けのうどんよりも、
しっかりとした味のついたこのうどんが、懐かしくホッとする味です。
昔は、庭先で採れた野菜を糧と呼び、具として入れていたそうです。
今回は、豚バラ肉、油揚げ、きのこを入れた、コクのある汁でご用意しました。
ざるとかけ、どちらかをお選び頂けます。
小鉢は、埼玉県でよく採れる、ごぼうと里芋を使ったものをご用意しました。
キンピラ風に味付けた「ごぼうとこんにゃくの変わり煮付け」
平安時代の女性の衣装『衣被ぎ』になぞらえて名付けられた「里芋の絹(衣)かつぎ」です。
里芋の皮の部分を持って口に運び、ぴゅっと押し出すとうまく剥けます。
ボリュームのある武蔵野うどんを食べて、お腹いっぱいになってくださいね!
d47食堂 菊地妙子