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06/d47 SHOKUDO

金継ぎ部、始動!

食堂で怪我を負い、戦々離脱をしていた器を直すべく、

金継ぎ部が発足しました!

 

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「金継ぎ」とは、

漆や砥石の粉などを用いて、

割れたり、欠けた器を直す修繕方法です。

 

d47食堂ではオープン以来、

お世話になっている作家さんや生産者さんが作った器に、料理を盛ってお出ししており、

「稔さんの八角皿とってー!」と、名前が登場することもしばしば。

作り手さんの顔が浮かぶと、より大切にしたい気持ちが湧いてきます。

 

しかし、やはり形あるもの、割れたり欠けたりしてしまう事も。

「金継ぎをし、直して使いたい!」と思い、

早二年・・・・・・。

試みたこともあったのですが、

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分からないことが分からない・・・といった状況。

これではダメだと、今年の春に金継ぎ部が発足しました!

 

心強いことに顧問の先生は、

漆器作家であり、金継ぎの先生もしていらっしゃる盛岡在住の田代淳さん。

そして先週、心もとない私たちの為に、

田代さんが1週間の集中講義をしてくださる運びになったのです!

 

最初の3日間ほどは、田代さんも巻き込み、試行錯誤の毎日。

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4日目あたりでついにコツを掴み、

最終行程までなんとか滑りこみました。

(どんな風に直しているのかはまた次回!!)

 

1週間で20枚ほどの器が復活を遂げ、

約1ヶ月後に食堂に登場する予定です。

 

全行程の中で、特に面白さを感じたのは、

カーブしている部分の欠けを埋めて再現している時。

作家さんの作った形を想像し、

「こういうカーブがここにあったんだなぁ」と、

私もその器の1部を作った気分。嬉しいものです。

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そしてもう一つ、面白さを感じたのが、

最初はこの器も土でしかなかったのに、

誰かが手をかけて器にし、それを違う誰かが直すことができる。

土、漆、砥石の粉・・・自然のものはすごいんです!!

日頃、食を通じて感じていた想いを、

金継ぎでも感じるとは思ってもみなかったですが、

全ては通じているのだということが分かりました。

 

まだまだこれからの金継ぎ部。

この1週間で覚えたことを忘れないように、

コツコツ、ドンドン直していきます。

顧問の田代先生、これこらも部員をどうぞよろしくお願いします!!

 

みなさんも食堂で金継ぎの器を目にした際は、

「おっ、やってるねーーー!」と思って頂けると嬉しいです。

 

これからも、試行錯誤する部員の状況をお伝えしていきますので、

是非、お付き合いください!!

 

(d47食堂 濱田誌乃)