本展では、山梨の代表的な地場産業であるジュエリー、織物、和紙のほか
貴石彫刻、印伝、手漉和紙、寄木といった伝統工芸まで、多彩な分野の企業と職人が
自らの新しい可能性を模索しながら開発に取り組んだ実験的プロダクトに加え、
その原型となる素材や企業現場の映像が登場します。ワイン・清酒からは、
その味わい飲み手に想起させるイメージと言葉を、テイスティングした全員で
共有するイベントが提供されます。
山梨のマテリアルを見て、体感していただいた方々の中に、新しい使い方や
デザインの可能性が生まれ、それがまた新しいプロダクトや取組につながっていく...。
そんなリレーションの期待できる展示になれば幸いです。
 

山梨県工業技術センター

地域の中小企業を技術・デザイン面で支援することを目的とする山梨県庁の出先機関。1992年に県内6つの技術指導所が工業センターとして統合され、現在の甲府市大津町に移転。http://www.pref.yamanashi.jp/kougyo-gjt/