会 期 | 2018年2月25日(日) - 2018年3月 6日(火) |
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時 間 | 12:00 - 19:00※2月28日は13:00から |
場 所 | Creative Lounge MOV aiiima 1 |
青と赤の組み合わせには、中立的な態度を感じる。
記号やロゴマーク、国旗、カスタネットなどの物にいたるまで、身の回りに溢れながらも、その都度意味を変えていく、対義語のようだ。
私は、平面と立体の間や意味と無意味の間を探る作品を制作してきた。
今回は、木パネルの特徴を扱い、平面に層を見い出すことで奥行きがでないか、とか、図形の補完性を扱い、パネルが一要素となって奥行きを感じることはできないかなどを試みている。対比がわかりやすく、意味に縛られない色として青と赤の組み合わせを用いたが、このバリエーションが幾つか集まると、無視できない印象となってたちあがってきた。
荒牧 悠
1988年生まれ。慶應義塾大学政策メディア研究科修了。人の無意識的な判断を露にする試みを、オブジェクトの制作を通して行なっている。「Research Portrait 01チタン/3Dプリンティング」展(2014,東京大学生産技術研究所)、「単位展」(2015,21_21 DESIGN SIGHT)、「デザインの解剖展」(2016,21_21 DESIGN SIGHT)、「Ascending Art Annual Vol.1 すがたかたち 」(2017, SPIRAL)など。