会 期 | 2018年4月17日(火) - 2018年4月29日(日) |
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時 間 | 11:00 - 20:00 *最終日は17時まで |
場 所 | Creative Lounge MOV aiiima 1 |
― PARADISE AIR のこれまでとこれからをつなぐ「トランジット」
江戸時代、水戸街道の宿場町として栄えた松戸駅前は、江戸と水戸をつなぐ拠点として多くの旅人が行き交い、地元住民の邸宅には過去に訪れた文人画人が宿泊料代わりに残した作品が今も残ると言われます。
そして現代、PARADISE AIR は世界中のアーティストが旅の途中に立ち寄る経由地として「一宿一芸のトランジットポイント」を掲げています。 千葉県・松戸のアーティスト・イン・レジデンスとしてアーティストらの移動と滞在をうながし、作品制作を支援することで、 これまでの歴史や伝統を引き受けながら、街そのものの文化をアップデートすることを目指してきました。
「TRANSIT」と題した本展では、アーティスト達との 5 年間の日々とその移り変わりを、これまでの記録写真や映像、テキストとともにご紹介します。 展覧会を未来への経由地と見立てる、PARADISE AIR の新しい試みにぜひお越し下さい。
[TALK SHOW schedule]
4.17 Tue. 18:00-20:00
4.21 Sat. 13:00-15:00
PARADISE AIR
パラダイスエアは、東京都心からほど近い、千葉県松戸市に位置するアーティスト・イン・レジデンスです。パチンコホール楽園(運営:株式会社 浜友商事)の協力により、かつてホテルだったビルを活用して運営されています。楽園を意味する‘PARADISE’、アーティスト・イン・レジデンス(Artist In Residence)の略称‘AIR’から PARADISE AIR と名付け、2013年にその活動を開始しました。
アーティスト・イン・レジデンスとは、アーティストに一定期間、滞在場所と制作場所を提供し、移動と制作活動を支援する取り組みのこと。江戸時代、水戸街道の宿場町として栄えた松戸駅前は、江戸と水戸をつなぐ拠点として多くの旅人が行き交いました。地元住民の邸宅には過去に訪れた文人画人が宿泊料代わりに残した作品が今も残ると言われます。
かつての松戸宿の歴史伝統をふまえた「一宿一芸」をコンセプトとするパラダイスエアもまた、国内外のアーティスト達が行き交う文化・芸術の トランジットポイントとして新たな歴史を積み重ねています。松戸市民の皆さんと協同してアーティストの活動をのびやかにまちに展開する ことで、松戸の文化をより多層的にアップデートすることが私達のミッションです。