会 期 | 2018年10月23日(火) - 2018年10月28日(日) |
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時 間 | 14:00 - 20:00 |
場 所 | Creative Lounge MOV aiiima 2 |
三人のデザイナー、角田陽太、鈴木啓太、阿部薫太郎による展覧会。彼らは古物から現代の日用品まで、物欲に抗うことなく、幅広く「物」を集め続けている。この展覧会では各自がこれまで蒐集したコレクションを展示し、その一部は購入可能。 自身の作品も混在した100点のコレクションから「物欲」を感じて欲しい。
角田陽太、鈴木啓太、阿部薫太郎
角田陽太
プロダクトデザイナー/YOTA KAKUDA DESIGN代表。1979年仙台生まれ。2003年渡英し安積伸&朋子やロス・ラブグローブの事務所で経験を積む。2007年ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(RCA)デザインプロダクツ学科を文化庁・新進芸術家海外留学制度の奨学生として修了。2008年に帰国後、無印良品のプロダクトデザイナーを経て、2011年YOTA KAKUDA DESIGNを設立。国内外でデザインを発表している。2016年にはHUBLOT DESIGN PRIZEに日本人として初めてファイナリストに選出される。受賞歴はELLE DECORヤングジャパニーズデザインタレント、グッドデザイン賞、ドイツ・iFデザインアワードなど。
鈴木啓太
プロダクトデザイナー/PRODUCT DESIGN CENTER 代表。1982年生まれ。祖父の影響で幼少より骨董に興味を持ち、ものづくりをはじめる。多摩美術大学プロダクトデザイン専攻卒業後、NECデザインに入社しPCのデザイン設計、台湾・中国での量産立ち上げを経験した後、岩崎一郎氏が率いるイワサキデザインスタジオへ転職し3年に渡り情報機器のデザインに携わる。 2012年に独立。同年「PRODUCT DESIGN CENTER」を設立。同時期にブランド「THE」を水野学氏、中川淳氏と立ち上げ、東京駅に隣接する商業施設KITTEに直営店「THE SHOP」をオープンさせる。2015年には国内で大ヒット商品となった「富士山グラス」が「サンティティエンヌ国際デザインビエンナーレ」(フランス)に招待出品。これを機に欧州での鈴木の認知が広がり、2016年には醤油差しから鉄道車両までの多岐に渡るデザイン活動が評価され、スイスの高級ウォッチメーカーHUBLOTが主催する「HUBLOT DESIGN PRIZE」のファイナリストにアジア人として初めて選出される。2018年には初個展「鈴木啓太の線:LINE by Keita Suzuki」を「柳宗理記念デザイン研究所」(金沢)で開催。同場所で柳宗理氏以外のデザイナーの初の展覧会となる。近年ではより活動の幅を広げ、企業の価値を高めるブランディングや、新ブランドの立ち上げ、空間設計、特注品の制作を国内外のクライアントと行っている。
阿部薫太郎
1975年花巻市生まれ、大学修了後、2000年 KONST FACK K&G (スウェーデン)に留学。2年間のタイ国 陶磁器メーカー任務を経て2006年帰国後、長崎県波佐見町を拠点とする。以降、陶磁器デザイナー、エンジニアとして国内外の企業、デザイナーとプロダクトを発表。2015年グッドデザイン賞 - HASAMI PORCELAIN / sabato。2016年よりセルフメイドブランドREDUCTION FACTORYを展開。代表作にHASAMI PORCELAIN / Common / sabato / Ha porcelain がある。