自然由来の素材であるリノリウムは、160年前にヨーロッパで開発され、主に学校や公共施設の床材や家具の仕上げ材として使用されてきました。人体や環境に優しいカーボンニュートラル素材であり、コロナ禍においてはその抗菌性、抗ウイルス性にも注目が集まっています。
このたび東京造形大学は、リノリウムの世界シェアNo.1メーカー・フォルボ・フロアリングB.Vとの産学連携プロジェクトにより、今、再評価が高まるリノリウムの新しい使い方を提案します。本プロジェクトでは未来の豊かさを提案するパナソニックのデザインスタジオFUTURE LIFE FACTORYをアドバイザーに迎え、積み上げると鳴き声を発するアニマル型のバランスゲームや、倒れることで音を奏でるドミノなど、アナログな感覚にテクノロジーを融合させたインタラクティブなプロダクトを、そのコンセプト映像と共に紹介します。
会場で実際にプロダクトに触れることで、身近な素材リノリウムの新たな可能性を感じてみてください。













Photo: Hiroka Monden