「Turny /ターニー」は、晴雨兼用の、オールジェンダーな傘ブランドです。

ターニーは、国内の職人さんの手を通して傘づくりをおこなっている大森商店と、さまざまなテキスタイルのデザインを手掛けるTEXT、そして、プロダクトのデザインとアートディレクションを熊谷彰博がおこなっています。

ターニーの傘のテキスタイルは、ブラウスやベッドリネンに使うような軽さのありながら、目が詰まっていて丈夫なコットンタイプライターを使用しています。そのタイプライターに、国内ではまだ珍しい顔料タイプのテキスタイルインクジェットプリンターで（従来の染料タイプのものよりも省エネ・省水な上に、プリントする生地を選ばないのです）印象的な柄をプリントしました。今回のシリーズでは、STOMACHACHE. のTomoe Miyazakiさんをコラボレーターに迎え、STOMACHACHEさんの代表的なモチーフの「ハンドパワー」柄、インテリアや普段着にも馴染みやすい「森」柄、そして、よくみるとカラフルなテキスタイルの中に座って空を見上げている人がたくさんいる「見上げる人」柄の３つを用意しました。

傘の骨は、ブラックの細身で軽く硬い鉄素材を。ハンドルと石突は、工具の六角レンチをインスピレーションに手触りとグリップの良い形を作りました。ハンドルと石突の素材は、アクリル（ホワイト／グレー）、ウッドから選んでいただけます。

傘は、さまざまな専門をめぐり、集まり、組み立てられることでようやく完成します。（この、めぐって集まってくる「Turn」のイメージ、傘が骨を軸にしてくるくる回るイメージが、「Turny」の名前の由来でもあります。）骨と露先、生地のプリントと加工、ハンドルや石突のデザイン。ターニーは、こうした企画の製造を、大森商店、TEXT、熊谷彰博のそれぞれの専門領域から改良した、日本製の傘です。
2023受注会としては、現物をお手にとってみていただける最後の機会ですので、ぜひごらんくださいませ。


*ご注文いただいた傘のお渡しは23年の5月～6月頃を予定しています。*