会 期 | 2024年5月 3日(金) - 2024年5月13日(月) |
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時 間 | 11:00 - 20:00 |
場 所 | Bunkamura Gallery 8/ |
料 金 | 無料 |
アート×植物!!
“食卓に季節の花を飾って、お気に入りの棚にはみどりを置きたい―”
“せまいお部屋でも大きな葉のある鉢植えを育てたい―”
想像した瞬間、生活空間に漂い始める生き生きとした気配。観葉植物の有機的な色やかたち、四季を巡り見せる生命力は、インテリアにぐんと深みをもたせ、わたしたちの日々に彩りを与えてくれます。
けれど、観葉植物には必ずお世話がつきもの。面倒見切れず枯らしてしまった経験もあるものです。そんな方に贈る今展では、「ボタニカ」をテーマに、それに纏わるものからインスピレーションを得る5名の作家をご紹介いたします。
古今東西の花々や果実が生い茂るユートピアのような風景を日本画材で描く、奥村彰一。名もなき草花のように生活の中に溶け込む小さくて曖昧な存在を、オリジナルに調合した土や釉薬で生み出す、椎猫白魚。自在に広がる色使いと多様なテクスチャーが絶妙にパッチワークされたような「陶のキノコ」をつくる、鈴木喬子。深い森のなかで現実と空想が入り混じる物語のような世界を、従来の油彩画と異なる瑞々しい筆致で描く、新藤杏子。モチーフの具体性を欠くほど極一部分をトリミングし、表面には見えない、けれど五感に触れてくるような質感で描きだす、服部知佳。
たっぷりと水やりをした葉が生命力を放つように、作家の身体を循環した感性が様々な植物を表現する、みどり溢れる作品群をお楽しみください。