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05/Bunkamura Gallery 8/

舟越桂 版画展静謐な空気感を漂う人物の眼差しは、ただ淡々と遠いどこかに向かっている。

一貫して神秘的かつ耽美的な木彫作品を作る世界的彫刻家、舟越桂(1951-2024)。2024年3月に72歳にして逝去された後も、旭日小綬章が追贈され、また彫刻の森美術館では大型回顧展「舟越桂 森へ行く日」も開催され、その作品世界が改めて注目されています。   舟越は独特な存在感を放つ肖像作品で知られる一方、1987年より取り組んだ版画作品において、エッチング、リトグラフ、木版など...続きを読む

舟越 桂